“おデブな子役”細山貴嶺が大変身 いじめ体験から体重47kg減
いじめは食欲に影響した。
「食事の目的がストレス解消に変わっちゃったんですよ。気がついたら、朝、昼、夕、晩、深夜の1日5食。それだけじゃない。カツ丼とカルボナーラとかダブル炭水化物が大好きで、当然、太る、太る、ハハハ」
今でこそ笑っていられるが、当時の悩みは超深刻。未遂に終わったとはいえ、自殺を図ったこともあったとか。
「結局、太ってるからいじめられるんだと改めて思い知り、いじめから脱するには痩せるしかない、と決心したんです」
■現在は慶大生、米国留学も
きっかけは7年前のバラエティー番組「ピン子の時間」のダイエット企画だった。
「レコーディングダイエットといって、食べた物とそのカロリーを記すダイエットで10キロ痩せ、さらにドレッシングなしのサラダを3食食べ、毎日2時間のランニングやエアロビクスを続けたら、見る見る体重が減っていった。とたんに体重計に乗るのが楽しくなりました」
最終的には47キロの減量に成功! 12年、「デブ、死ね、臭い!を乗り越えて」(マガジンハウス)を出版した。