“スタ誕”出身の杉田愛子さんは故郷福岡で芸能事務所社長
現在、同アカデミー所属タレント、研修生は福岡校が約25人、鹿児島校が約20人。去年3月公開の三池崇史監督作品「風に立つライオン」や去年12月にNHK-BSプレミアムで放映されたドラマ「いとの森の家」にキャスティングされたタレントもいるという。
「ワタシがサンミュージックの故・相澤(秀禎)会長の奥さまを“東京の母”と慕ったように、“福岡の母”と呼ばれたいですね」
■松田聖子、桜田淳子から「田」と「子」をもらい
さて、杉田さんは松田聖子や森口博子が通った東京音楽学院九州校(現・ワタナベエンターテイメントスクール福岡校)で小学5年生からレッスンを重ね、中学3年だった80年2月に後楽園ホールで開かれた「スター誕生!」第31回決戦大会で見事、最優秀賞を獲得。オファーがあった6つの芸能プロの中からサンミュージックと契約し、成城の相澤社長宅(当時)に下宿しながらプロを目指した。
「いただいた部屋は前日まで松田聖子さんが使ってた6畳間。そこに堀越高校卒業まで暮らしたんですが、高3の時、中学3年生だった桑田靖子チャンが福岡から引っ越して来て、2段ベッドで同居してました」