“スタ誕”出身の杉田愛子さんは故郷福岡で芸能事務所社長
デビューは堀越高校芸能コース1年生の3学期の2月21日。キングレコードから「花吹雪」をリリースした。
芸名は「松田聖子」「桜田淳子」とサンミュージック所属の人気歌手が「田」「子」をつけていたことに倣い、「杉田愛子」に決定。期待は大きかった。
「デビュー曲は徳光和夫さん司会の朝の情報番組『ズームイン!!朝!』とタイアップしてて、桜前線の北上に合わせ、全国の桜の名所から中継、キャンペーンをさせていただきました」
同曲で日本歌謡大賞と横浜音楽祭の新人賞を受賞。NHK「ひるのプレゼント」、テレビ朝日「お昼の独占!女の60分」、NHKラジオ「サンデージョッキー」などにレギュラー出演した。だが、ヒット曲には恵まれず、99年に引退を決意。生まれ故郷の福岡県築上町にUターンした。
「01年、築上町に開局したミニFM・東九州コミュニティー放送の立ち上げに参加し、2年ほどパーソナリティーをしたのをきっかけにタレント活動を再開したんです」
14年3月、放送や音楽制作に携わる6歳年上の男性と結婚。福岡市内のマンションに暮らす。