著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

近藤真彦と田原俊彦 “元たのきんトリオ”の2人を分けた明暗

公開日: 更新日:

 近藤真彦(56)の不倫がさまざまな波紋を広げている。

 近藤の妻が激怒。離婚の話も取り沙汰されているが、別な視点から見えてくるものもある。まずは不倫の決め手となった沖縄旅行。ゴルフを兼ねていたとはいえ、同伴の男性諸氏は、不倫をカムフラージュするためだったとの見方が妥当だろう。それだけに「絶対、バレない」という自信が近藤の油断につながった。

 芸能人のデートにカムフラージュを付けるケースは昔からよくあったが、時にはもろ刃の剣になることもある。

 近藤の同伴者はタニマチ的な存在だとみられる。事務所とは関係ない極めて個人的な付き合いのある人物。タニマチ的な人を取材した経験から私なりに分析してみた。

 芸能人と個人的な付き合いを持つことは優越感を満足させるもの。初めて芸能人と飲んだだけでも自慢げに話す人がいるが、タニマチはその集大成的な存在だ。ましてや誰も知らない秘密を知っていればこれ以上の優越感はなく、誰かに話したくなるのが心理だ。

 真っ先に話すのが家族や親友。「内緒の話」は漏れやすく、また誰かに話す。やがて伝言ゲームのように伝わりメディアの網にも引っかかる。そんな推測も成り立つ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された