「日本語どんぶらこ ことばは変わるよどこまでも」飯間浩明・文、金井真紀・絵
「日本語どんぶらこ ことばは変わるよどこまでも」飯間浩明・文、金井真紀・絵
ネットで動画を見たいが、時間がないので倍速で見る人がいる。「タイムパフォーマンス(タイパ)」が向上するからだ。「タイパ」は2022年に広まった。面白い動画が増えているので、どんどん見ないと間に合わない。著者は、せっかく見るなら普通の速度で見たいと思っているのだが。(「『タイパ』を求める理由とは」)
10代から20代前半の人が最近使うことばを調査した。冷や汗が出そうになったときなどに使う「アセアセ」は新語と思われているが、実は1990年代からインターネットで使われていたのだ。(「『昔の新語』がよみがえる!?」)
国語辞典編纂者が、変化することばの語源を解き明かす。 (毎日新聞出版 1650円)