著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

水道橋博士の参院選出馬は偶然が後押し 思惑や根回しとは無縁の候補者が政治を変える

公開日: 更新日:

 これらはすべて偶然だ。10日間で人の運命がすっかり変わってしまった。自民党ならこうはいかない。思惑やら根回しやら権謀術数が渦巻く。拙速と言うなかれ。政治にはこういうドラスチックな対応が必要な時もある。

 博士は供託金を出してもらえて大名候補のように思われるかも知れないが、選挙費用はもっとかかる。結果長年住んだ自宅を売るという。すごい覚悟だ。奥さんもそれは大変だろう。怒って当たり前だが、博士の決断を支持している。肝が据わっている。

 今回初めて水道橋博士を知った人も多いが、博士はネームバリューだけで祭り上げられたタレント候補とは一線を画する。

 25年前から続く日記は日本の芸能人初のブログの草分けであり、1日に1万字以上書くそのエネルギー。さらに毎日の配信。さまざまな人とのYouTube対談。そこに自然に集まるブレーンの人たち。立候補前からのさまざまな行動は筋金入りだ。急に辻立ちするような付け焼き刃ではない。人生そのものがルポルタージュなのだ。

 れいわ新選組は毎土日にライブイベントを開催して歌や笑いを提供している。日本スタンダップコメディ協会も協力し大好評だ。私も7月2日にお邪魔する。場所時間はゲリラなので未定である。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動