篠原涼子の紅白出場にチラつく“組織”の影…歌手活動から遠ざかっていたのにナゼ?
■テレビ局に強い影響力を持つ篠原の所属事務所
音事協とは、芸能プロダクションの業界団体『日本音楽事業者協会』である。そのトップを務める人物の事務所には人気タレントが多数所属している。
「巷ではジャニーズ事務所などがテレビ業界で強いとされていますが、そのプロダクションはいま最も影響力のある中の1つです。谷原章介がフジテレビ系『めざまし8』、石井亮次がTBS系『ゴゴスマ』という帯番組を持っており、9月までは加藤綾子がフジ系の『Live News it!』を担当していた。1年半のあいだ、フジの午前と夕方は同じ事務所のタレントが週5で出ていたんです。通常、1つのプロダクションが同じ局で帯番組のキャスターを2つ以上持つことはないので、業界内で話題になっていました。事務所は加藤の降板を見越して、谷原を売り込んだと聞いています」(芸能プロダクション関係者)
タレントによって金額が異なるとはいえ、帯番組のメインのギャラは莫大だ。その役を任せられる人材がいるかどうかは、事務所の経営に大きく関わってくる。