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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

山里亮太は「スッキリ」後番組起用 TV局が「司会選びに困ったら吉本興業」となる理由

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■俳優界では大物2人が独立

 対照的に俳優界は独立連鎖が止まらない。最近も渡辺謙堺雅人が独立。今後は「フリー俳優」として活動する。タレントは人気、実績があってもフリーになる人はほとんどいない。明石家さんま笑福亭鶴瓶も事務所に所属している。西川きよしも今や吉本所属の重鎮だ。

「芸人は仲間と番組を作ることも多いし、テレビ以外に舞台やイベントの仕事もある。個人よりも事務所の力が大きく作用する。事務所に所属しているほうが安心・安定感を得られる」(芸能関係者)

 そんな中、個人での活躍が最近、際立っているのが上沼恵美子。一昨年の「M-1」の審査員をきっかけに東京の番組から単発ながら呼ばれ応じるようになった。大阪のおばちゃんキャラと歯に衣着せぬおしゃべりで東京を席巻。唯一無二のフリーのタレントとして東京の番組で見る機会が増えそうだ。

 独立を巡って、きな臭い話も囁かれる俳優界と違い、番組起用を巡る話で盛り上がるタレントの世界のほうが平穏に見えてくる。

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