性加害問題を直視できない“ジャニヲタ”の心中…キンプリ“ミリオン達成”後押しの集結力にも
ジャニー氏の性加害については50年前以上から書籍や週刊誌などで取り上げられ、1999年には『週刊文春』がジャニー氏の性加害を14週にも渡って報道した。ジャニー氏とジャニーズ事務所は『文春』を名誉毀損で提訴したものの、2003年に東京高裁でジャニー氏の性加害が認定されている。
それにもかかわらず、SNSでは「ジャニーさんが亡くなってから告発するのはおかしい。『死人に口なし』なんだから」というような"ジャニヲタ"の意見も目立つ。
「生存中も告発はいくつもありました。ジャニー氏の死去は関係ありません。今までテレビなどの大手メディアがほとんど報じなかっただけです。今回、告発した被害者たちだって、ジャニー氏に生存中に罰を受けて欲しかったと考えているでしょう。彼らがトラウマを含め、どれだけ苦しめられてきたか。話せば、フラッシュバックして苦しむことになる。それでも勇気を持って表に出てきた。それなのに、『死人に口なしだから好き勝手言ってる』なんて、普通の感覚なら書き込めないですよ。ジャニーズファンの中に、被害者の気持ちをおもんぱかれない人がいるとすれば、あまりに悲しいことです」(メディア関係者)