性加害問題を直視できない“ジャニヲタ”の心中…キンプリ“ミリオン達成”後押しの集結力にも

公開日: 更新日:

 ジャニー氏の性加害については50年前以上から書籍や週刊誌などで取り上げられ、1999年には『週刊文春』がジャニー氏の性加害を14週にも渡って報道した。ジャニー氏とジャニーズ事務所は『文春』を名誉毀損で提訴したものの、2003年に東京高裁でジャニー氏の性加害が認定されている。

 それにもかかわらず、SNSでは「ジャニーさんが亡くなってから告発するのはおかしい。『死人に口なし』なんだから」というような"ジャニヲタ"の意見も目立つ。

「生存中も告発はいくつもありました。ジャニー氏の死去は関係ありません。今までテレビなどの大手メディアがほとんど報じなかっただけです。今回、告発した被害者たちだって、ジャニー氏に生存中に罰を受けて欲しかったと考えているでしょう。彼らがトラウマを含め、どれだけ苦しめられてきたか。話せば、フラッシュバックして苦しむことになる。それでも勇気を持って表に出てきた。それなのに、『死人に口なしだから好き勝手言ってる』なんて、普通の感覚なら書き込めないですよ。ジャニーズファンの中に、被害者の気持ちをおもんぱかれない人がいるとすれば、あまりに悲しいことです」(メディア関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動