性加害問題を直視できない“ジャニヲタ”の心中…キンプリ“ミリオン達成”後押しの集結力にも
"ジャニヲタ"のパワーは時に巨大な力となる。だが、暴走すると世間に違和感を与えるだけの存在でもあるーー。
5月14日、故・ジャニー喜多川氏の性加害問題について、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長が公式サイトに謝罪動画をアップした。テレビやスポーツ紙も報じ、半世紀以上続く疑惑をようやく大手メディアが取り扱い、ジャニーズに興味のない一般人にも周知の出来事となった。今回、ファンが有志団体『PENLIGHT(ペンライト)ジャニーズ事務所の性加害を明らかにする会』を設立し、事務所に1万6000人余りのネット署名を送っていた。
■ジャニー氏の性加害問題の真相解明を期待するファンは0.1%?
「有志団体の行動も、事務所が謝罪動画を作る遠因になったかもしれません。ただ、ジャニーズは複数のグループが全国のドーム球場で公演をしていますし、ファンの総数は数百万人、下手すればもっといるかもしれない。そうなると、0.1%程度のファンしか署名をしてないという計算もできます。熱心なファンになればなるほど、ジャニー氏の性加害の噂は知っていたでしょう。大手メディアがダンマリを決め込んできたのは疑いようはありませんが、ジャニーズファンも黙認してきた。そして、いまだに『ジャニーさんは悪くない』と考えるファンもかなりいるんです」(芸能関係者)