中居正広の「女性トラブル」で株が上がった木村拓哉の“現在地”…寡黙を通す姿がすでに自然体に
「木村は他の4人と違いメリー氏に恩義がある。裏切ることはできなかったと思う」(芸能関係者)
恩義とは2000年の工藤静香との結婚に遡る。「アイドルの結婚はタブー」というメリー氏の鉄の掟があった時代に木村が打ち砕いた。メリー氏と親しい工藤の後押しもあったが、現役アイドルの結婚は画期的な出来事だった。後輩も結婚しやすい環境になり、今も結婚が続いている。
家庭を持った木村はアイドルとしての矜持は忘れてない。「家族の話は見せない。話さない」ルールを今も守り続けている。
ジャニー喜多川氏の性加害事件では次々に退所者が出ても木村は寡黙だった。CMの消滅など仕事に影響が出ても木村は動じることなく俳優業に専念。ネガティブに見られだしたジャニーズの看板も、木村には関係なく俳優としてキャリアを積み上げた。映画関係者は、「ドラマでは安定した視聴率。映画も観客動員力が望める。監督も数字のためには絶対組みたい俳優のひとり」という。
ヒット中の「グランメゾン・パリ」に続き、今年は巨匠・山田洋次監督と19年ぶりにタッグを組む。11月公開の「TOKYOタクシー」に倍賞千恵子との共演が発表された。