森高千里 顎関節症でコンサート活動休止騒動

公開日: 更新日:

 同年9月にはシングル「素敵な誕生日」をリリースしたが、関係者は「歌おうとして口を開くと彼女があごをおさえて痛がるので、レコーディングも普段の倍の時間かかった」と証言。アクビもできず、食事もままならない森高は「このまま歌手をやめなきゃいけないのかな」と悩み苦しんだ。

 森高の顎関節症は原因がはっきりせず、いつ治るかもわからず、女性誌のインタビューでは「周囲やファンが心配して『いつ治るの?』と聞かれることが余計につらかった」と語っている。

 一時期はかなり落ち込んだが、自由な時間を利用して旅行に行ったり、ライブを見に行ったりしながら前向きに治療を続けた。

 その後、徐々に復活し95年3月に武道館で行われた阪神大震災チャリティーライブでは「フルに参加させていただきたかったのですが、あごの調子が完全ではないので1曲だけでも」と飛び入り参加。プリンセス・プリンセスとともに「ダイヤモンド」を熱唱した。同年夏には神戸で開かれたチャリティーコンサートにも参加したが、共演した江口洋介との親密交際がスタートするきっかけのひとつとなった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動