運動習慣がない人が始めるべきは“ケガ軽減”エクササイズ
⑤イスに座り、右足を上にして足を組む。左足の膝と爪先は正面に向ける。その状態を保ち、上半身を前に倒す。股関節やお尻まわりの筋肉が伸びて気持ちの良いところで7秒間キープ。足を組み替えて同じようにやる。
⑥イスに浅めに座り、左足は90度に膝を曲げたまま、右足を伸ばす。背筋を伸ばして、上半身を前に倒す。太ももの裏とふくらはぎが伸びるのを意識し、7秒間キープ。反対側も同じようにする。
⑦イスに座ったまま、腰を同じ方向に5~10回大きく回す。左右両方する。
⑧シコを踏むような体勢を取る。背筋を伸ばし、猫背にならないように気を付け、体を真っすぐ起こしたままで腰を下ろす。股関節が伸びるのを感じながら10秒間キープ。膝と足の爪先が同じ方向を向くようにする。
運動習慣に関する調査では、男女ともに20~40代は運動習慣がある人が少なく、50代以降増え始めるという結果が出ている。しかし、たとえばジョギングをいきなり始めて健康になれるのは、ずっと何らかの運動を続けてきた人なのだ。これまで運動習慣がなかった人は、本格的に運動を始める前にやることがある。