専門家が指南 GW明けに体調不良を招かない睡眠のコツとは

公開日: 更新日:

■日中の仮眠で注意することは?

 また、寝坊するとしても、普段の起床時間と同じタイミングでいったんカーテンを開けたり、電気をつけるなどして部屋を明るくしてから“二度寝”すれば、睡眠リズムが大きく崩れることはないという。

「人間は脳が光を感知した時点から約16時間後に自然に眠くなる仕組みになっています。休日に部屋を暗くしたまま眠り続けたり仮眠をとると、リズムのスタートが遅くなってしまうのです。明るい部屋では、目を閉じていても脳には光が届いているので、リズムは崩れにくくなります」

 日中に仮眠をとる場合も注意が必要だ。深部体温が最高になる時間帯に眠って体温を下げてしまうと、リズムが後ろにずれてしまうのだ。

「朝6時に起床している人は、夕方5時に深部体温のピークを迎えます。午後3時以降はそれに向けてどんどん深部体温が上がるタイミングなので、仮眠をとるのは午後3時をリミットにしてください」

 それでも、睡眠のリズムが崩れてしまった場合は、深部体温が最高になる夕方に歩いたり階段を上るなど、体を動かして深部体温を上げるサポートをする。早めに睡眠リズムを取り戻したい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭