ホントに必要?ダイエット中の「朝食」問題を専門家に聞く

公開日: 更新日:

「だからといって運動が必要ないわけではありません。有酸素運動は脂肪を分解しやすくするためダイエットに役立ちます。しかも、運動により鍛えられる筋肉は体を支え、動かし、血液中の糖を貯蔵するだけでなく、ホルモンを分泌する内分泌器であることがわかっています。そうしたおかげで体の活力エネルギーを生産したり、代謝をキープしたり、血行を促したりと全身の健康維持に役立っているのです」

 例えば、ウオーキングなどの有酸素運動で増えるマイオネクチンは心筋内の細胞死や炎症を抑えて心臓を守る働きがあることがわかっている。

「筋肉量は20代をピークに10年で10%ずつ減少し、筋肉量の少ない人は早く亡くなることがわかっています。筋肉をつけるのは難しいのですが、有酸素運動の直後に筋トレをするとつきやすいことがわかっています。減少する筋肉量を維持するために中高年の人は夕食後にジョギングをし、その後に腕立て伏せやスクワットなどの筋トレをゆっくりした動作で時間をかけてやるスロトレをするといいでしょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"