著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

フォロワー300万人以上!米国で医療者のSNSが人気の理由

公開日: 更新日:

 アメリカでは今、医師や看護師によるインスタグラムなどのSNSが話題になっています。

「インスタグラム・ドクター」として有名になったドクター・マイクは300万人以上のフォロワーがいて、テレビなどに引っ張りだこ。看護師ではまだまだそこまでの人はいませんが、インフルエンサーとして数万人のフォロワーを持つ看護師も少なくありません。

 なぜ医師や看護師のSNSが人気なのでしょうか?

 たとえばあるモデル兼看護師の女性のインスタグラムを見ると、スクラブと呼ばれるナースのユニホームに身を包んだチャーミングな写真をメインに、同僚とのエピソードやペットとのツーショット、オフの日の食事など、身近に感じるポストが中心です。

 また別の看護師さんは、アルツハイマー病の母親との毎日をつづっています。ほかにもランチタイムのワークアウトや、ミームなど笑えるコンテンツなど日常生活に関するポストがいっぱい。

 普段は病院に行く機会が少ない若者にとって、医師や看護師というのは現実の生活ではあまり縁がない存在ですが、それを大きく変えたのがSNSといわれています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    国分太一との協議内容を“週刊誌にリーク”と言及…日本テレビ社長会見の波紋と、噴出した疑問の声

  5. 5

    衆院定数削減「1割」で自維合意のデタラメ…支持率“独り負け”で焦る維新は政局ごっこに躍起

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  5. 10

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較