【足】足裏にタコやウオノメが…それは膝・腰痛のシグナル

公開日: 更新日:

 タコは下に骨のある場所にできる角質の増殖。骨があるので、盛り上がるように増殖する。ウオノメは下に骨のない場所にできる。骨がないので増殖した角質が硬いクサビ状の芯となって、表皮の下の真皮に向かって食い込んでいく。その芯が神経を圧迫して強い痛みが生じるのだ。

 ウオノメは痛いので、市販のコーンカッターやヘラ型ヤスリなどで増殖した角質を削る人もいるが、注意が必要だ。

「自分で削るのもいいですが、もともと皮膚を守るために角質が厚くなっているので、削り過ぎても痛みが出ます。また、一時的に削っても原因が解決されなければ元に戻ります。それよりも、まずはシューフィッターに自分に合った靴を選んでもらう方がいい。適切な靴に替えただけでウオノメやタコが治る人も少なくありません」

 シューフィッターとは、足に関する基礎知識と靴合わせの技能を習得し、足の病気予防の観点から適正な靴を提案する専門家のことだ。「足と靴と健康協議会」が養成しており、ホームページからシューフィッターの在籍する最寄りの靴屋を検索することができる。靴選びだけではなく、足の負担の少ない正しい靴の履き方なども指導してくれるという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝