【足】足裏にタコやウオノメが…それは膝・腰痛のシグナル

公開日: 更新日:

 体の全体重を支えている足裏。タコやウオノメができるようなら、足裏に加わる荷重がうまく分散されていないと思った方がいい。それは足の環境や動きが悪く、他の関節にも過度の負荷がかかる証しであり、膝痛、腰痛、股関節痛などの不調を起こしやすいシグナルでもある。

 タコやウオノメは、なぜできるのか。フットケアに詳しい「埼玉県済生会川口総合病院・皮膚科」(川口市)の高山かおる主任部長が言う。

「皮膚は特定の場所に圧迫などの刺激が常に加わっていると、その刺激から守ろうとして表皮の一番外側にある角質層が増殖して厚く、硬くなります。タコやウオノメができるのは、その部分に荷重が集中しているからです。原因は、靴が合ってない、靴の履き方が悪い、足の関節変形があったり、ガニ股や歩き方が悪かったりとさまざまです」

 タコは黄色みを帯びて厚く硬くなって盛り上がり、歩いても痛みは少ない。一方、ウオノメは中心に魚の目のような硬い芯ができて、歩くと激しい痛みを伴う。この違いは足裏のできる場所が関係している。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動