著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【ガラナ】珈琲の3倍のカフェイン含みアルツハイマー予防にも期待

公開日: 更新日:

 そんなカフェインは、摂取によって体内時計のリズムを整えやすくすることがわかっています。つまり、時間栄養学の観点から見ると、朝に摂取することで最大限の効果を発揮する可能性があるわけです。

 朝のカフェイン摂取は覚醒状態を促進し、眠気を取り除くだけでなく、集中力や生産性の向上につながります。また、朝のカフェインは日中のエネルギー消費量を高め、活動的な一日をサポートすることもわかっています。

 一方で、カフェインを夕方以降に摂取すると、体内時計を乱し、睡眠の質を低下させる可能性があると報告されています。そのため、ガラナを含む食品や飲料を取り入れる際は、朝や昼のタイミングを意識することが重要です。

 その他にも、乳がん患者を対象とした実験では、倦怠感や疲労感の改善に効果があることが示されたり、ガラナを含むハーブ製品を摂取すると、体重減少が確認され、抗肥満効果も期待されています。

 ガラナの効果をぜひ健康的な生活に役立てていただきたいです!

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち