高宮布から近江上布へ変遷し生き残る技
室町時代から麻織物の産地として知られる滋賀県の湖東地方。江戸時代には奈良晒や越後縮と並ぶ良質な麻織物「高宮布」の産地として地位を築いた。「高宮布は、江戸時代には彦根藩の井伊家の献上品として、保護されていました」(近江上布・伝統工芸士の南和美さん)
日本には古来、大麻と苧…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り734文字/全文874文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】