3月20日は「春分の日」…お供えする「ぼた餅」と「おはぎ」の違いは何?
一方で、外交などの席では、西洋の「右上位」が国際儀礼として定着しています。
日本でも、明治時代に皇室が国際儀礼を導入したため、ひな人形の飾り方も国際儀礼に倣い、男びなを右に、女びなを左に並べるようになりました。
現在でも、京都など地域によっては昔ながらの「左上位」の並べ方をしているところもあり、左と右、どちらに置いても間違いということはありません。
▽ひし餅
ひな祭りにまつわる食べ物のひとつに3色のひし餅があります。上から順番に赤(桃色)、白、緑となっていて、赤(桃色)は魔よけ、白は清浄、緑は健康長寿という意味がこめられています。
色の順番にも意味があって、桃の咲くころ、白い雪の下には草木が芽吹いている、という自然の風景を示しているといわれています。
▼春分の日【3月20日】
春分の日を中日として、その前後7日間のことを「春のお彼岸」といいます。一般的に、お彼岸の期間中にはお墓参りをして先祖の供養を行います。