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金森たかこマナー講師

大阪府出身。ビジネスマナー講師として、企業や行政機関などで講演・研修・コンサルを行う。フリーアナウンサーとしても活躍。

指示を出すときの「なるべく早く」は避ける 期限は具体的に伝えること

公開日: 更新日:

指示・報告・連絡・相談編(5)

 4回にわたり「指示」と「報告」についてお伝えしました。その中で、「指示と報告はセット」「報告は聞かれる前にタイミングよく」と説明しましたが、「報告をしたいけれど、どのタイミングで言えばいいのかわからない」など、指示を出す側の配慮不足で、スムーズに報告ができないというケースがあるかもしれません。

 今回は、指示を出す側が意識したい「適切な指示の出し方」についてみていきましょう。

▼適切な指示の出し方 

 業務の指示を出すときは「わかりやすさ」がポイント。「明瞭(はっきりしていて、あいまいな点がない)」「明確(はっきりしていて、確かなこと)」「具体的に」、この3つを意識することが大切です。

▽指示を出す際の「わかりやすさ」3つのポイント

①目的や全体像を伝える

 はじめに仕事の目的や全体像を伝えることで、すべきことがより明確になります。「何のために」がわかると、自分の業務の意義も理解できるでしょう。全体像が明らかになると、目の前の業務と全体との関係がわかり俯瞰して業務に取り組むことができるため、仕事のクオリティーが上がることも期待できます。

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