米NY州で体長4mのニシキヘビ押収! 違法ペットの飼い主は「こんなに早く大きくなるなんて…」

公開日: 更新日:

 米ニューヨーク州環境保全局(DEC)に、同州ハートフォードの住人から「違法と思われる巨大なヘビを飼っている人がいる」との苦情が寄せられた。

 8月28日、環境保全警察官のジェフ・ハルさんが問題のヘビが飼育されている住宅に赴いたところ、体長約4メートル、体重36キロの巨大な黄色いヘビが、150センチ四方ほどの水槽で飼育されていた。

 ジェフさんは、頭部に矢のような模様があることから、ヘビは「ビルマニシキヘビ」と特定。インド、中国南部、マレー半島、東インド諸島の一部の島々が原産で、最大で7メートルにもなる世界でも最大級のヘビだ。このヘビもまだまだ成長中だった。ニューヨーク州では適切な許可がなければ飼育は違法だ。

 野生動物を飼育した罪、許可なく危険な野生動物を飼育した罪で罰金を科せられた飼い主(氏名非公開)は、「こんなに早く大きくなるなんて思ってもみませんでした。もう飼うのは無理だと思っていました」などと泣き言を並べたそうだ。

 劣悪な環境で飼育されていたにも関わらず、ヘビの健康状態は良好で、押収された後、同州ロームの「フォートリッキー・ディスカバリー動物園」に寄贈された。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘