米NYの住民が「水たまり」で金魚を飼い始めて…消火栓の漏水からできた地元の新名所に賛否両論

公開日: 更新日:

 写真の金魚が泳いでいる小さな“池”にご注目。これ、米ニューヨーク市ブルックリンのベッドフォード・スタイベサント地区にある消火栓(写真左上)が故障し、漏水してできた水たまりで、そこに近所の住民が金魚を放して飼い始めたのだ。

 金魚を放流したのは、ジェ・クアン・アービングさんと友人たち。ペットショップで8ドル(約1200円)で購入した金魚だという。

 その後、金魚好きの住民たちが当番制で世話をするようになり、ネットでも話題に。「ベッド・スタイ金魚池」として地元の新名所になったのだが……これに難色を示しているのが、NY市の環境保護局(DEP)。

「私たちも金魚は好きですが、金魚にはもっと良い環境があるでしょう」とした上で、消火栓の緊急使用の可能性を指摘し、消火栓を修理、漏水を止めた。しかし住民たちは金魚たちのために栓を勝手に開けているという。

 一方、住民の間からも「こんな場所で金魚を飼うのは動物虐待も同然だ」「鳥に食べられてしまったらどうする」などの反対意見も。

 賛成派とDEPのいたちごっこ、住民間の賛否両論がUPI通信やAP通信などによって報じられて、話題になっている。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    兵庫県知事選「頑張れ、斎藤元彦!」続出の異常事態…まさかの再選なら県政はカオス確実

  2. 2

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  3. 3

    斎藤元彦氏猛追の兵庫県知事選はデマと憶測が飛び交う異常な選挙戦…「パワハラは捏造」の陰謀論が急拡散

  4. 4

    シニア初心者向け「日帰り登山&温泉」コース5選 「温泉百名山」の著者が楽しみ方を伝授

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    悠仁さまの処遇めぐり保護者間で高まる懸念…筑付高は東大推薦入試で公平性を担保できるのか

  3. 8

    異様な兵庫県知事選の実態…斎藤元彦氏の疑惑「パワハラは捏造」の臆測が急拡散

  4. 9

    誰かがタレ込んだ? 国民民主党・玉木代表と元グラドルの密会不倫報道を巡る「新たな陰謀説」浮上

  5. 10

    「資格確認書」利用で窓口負担増の“ペナルティー”を政府検討 露骨な格差に識者も怒り露わに会員限定記事

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇