英北東部で1年間行方不明の“愛蛇”と奇跡的再会! 冬を乗り越えた生命力に飼い主もビックリ

公開日: 更新日:

 1年間行方不明になっていたペットのヘビと飼い主が奇跡的な再会を果たした。その経緯があまりに奇妙なものだったため、話題になっている。

 英北東部ダラム州スペニモアで先月18日、英王立動物虐待防止協会(RSPCA)に「うちの庭にヘビがいる」という通報があり、職員のジョン・ローソンさんが現場に駆けつけた。

 しかし庭を捜したがヘビは見つからず、徹底捜索の結果、近くのガレージの屋根の上で発見された。捕獲されたのは、体長90センチほどの米南東部に生息するコーンスネーク(アカダイショウ)という無毒のヘビ。

 ジョンさんによると、周囲にはたくさんのカラスが生息していて、状況から見てヘビはいったんカラスに捕らえられたが、「食べるには大きすぎる」と判断して離したため、ガレージの屋根に落ちた可能性が高いという。

 さらに驚いたことに、このヘビは近所に住む女性が「アグヌス」と名づけてかわいがっていたが、1年前から行方が分からなくなっていたペットであることが判明。女性がこの奇跡的再会に大喜びしたのは言うまでもない。

 ジョンさんは、カラスの襲撃をしのいだこともさることながら、ペットのコーンスネークが英国の冬を生き延びたことに驚愕したという。アグヌスは寒さのために呼吸器感染症を患っているが、治療により回復するそうだ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…