日米従属関係を見直す好機だ 石破訪米を「大成功」と報じた大メディアの目は節穴

媚びただけの日米首脳会談を成功と持ち上げたメディアが自動車、鉄鋼への関税に慌てふためき、 「日本にも重大影響」などと報じる笑止。トランプが世界秩序の破壊者であるという認識がないからだないからだ。
政府は慌てて「日本は除外して」と嘆願をしているが、この際、日米関係の見直しが必要。
◇ ◇ ◇
どこが「大成功」だったのか。
米国のトランプ大統領が来月12日から米国が輸入する鉄鋼とアルミニウムに25%の関税を課すと表明。4月2日ごろには輸入される自動車の関税も引き上げると言い出した。もちろん日本も例外ではない。
7日に行われた日米首脳会談でトランプ大統領に媚びへつらった石破首相を「よくやった!」と持ち上げていた政府関係者と大メディアは大慌てだ。
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