トランプ大統領
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トランプ関税の交渉役を茂木敏充元外相が受けなかったワケ
麻生太郎元首相が、トランプ関税の直撃に茫然自失、なす術なくへたり込む石破茂首相に三の矢を放った。トランプ米大統領が日本に対する関税引き上げを発表したのは2日。石破はようやく7日夜になってトランプとの電話会談にこぎつけ、関税協議の開始...
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旧統一教会は本当に解散させられるのか…米政権が「待った」をかける?
「トランプ大統領と石破茂首相が電話で話したのは『関税』のことだけではない。統一教会の解散問題についても話したそうだ」 永田町の廊下トンビの間でこんな噂が囁かれている、というのは私の作り話だが、まったく根も葉もない妄想ではない。...
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「ひれ伏せば許してやる」の前例になるのか トランプと先陣切っての交渉は「利用されるだけ」の懸念
初入閣で、外交経験もない赤沢大臣が来週にも訪米するそうだが、米国がポチの日本を先頭に立たせた狙いはミエミエだ。赤沢は妙に「国益」を強調していたが、「決裂しても」の覚悟があるのか。窮地のトランプを助ける「悪しき前例」になりはしないか。...
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世界経済は無秩序の混沌…理屈の通じない米トランプと交渉の無意味
トランプ大統領が相互関税90日間の延期を発表したが、いよいよ支離滅裂の加速化と見るべきだろう。理念なき関税を課し、市場の反乱に動揺して延期し、この間にすり寄る相手と交渉なんてムシが良すぎるというものだ。 ◇ ◇ ◇ ...
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トランプ関税ディール「次の一手」なのか…注目論文が示唆する「対日恐喝」シナリオ
世界が振り回されっぱなしだ。トランプ米大統領が9日午後、この日発動したばかりの「相互関税」の上乗せ部分について、対象の多くの国と地域に90日間の一時停止を発表。日本も含まれたことに金融市場は好感しているが、安心するのは早すぎる。次の...
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「彼らの手から星条旗を取り戻したい」全米同時デモで目立ったアメリカ国旗
アメリカ全土で5日(土)、反トランプの抗議行動が同時開催された。トランプ大統領が「解放の日」と呼んだ関税発表の3日後のことである。大都市を含む1500カ所、合計50万人が参加したと推測され、ニューヨークでも数千人がデモ行進した。政権...
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日米地位協定は不平等条約である
1972~2023年の52年間で、米軍構成員などの刑法犯による摘発は6235件、摘発者は6124人に上る──。2024年6月26日付の沖縄県の地元紙「琉球新報」や「沖縄タイムス」は<沖縄の復帰後、6235件摘発 米軍関係の刑法犯 凶...
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トランプ関税「交渉役」に大抜擢…石破首相の腹心こと赤沢亮正経済再生相の“ホントの実力”
一連のトランプ米政権による日本への関税措置の見直しを求め、ベッセント財務長官やUSTR(アメリカ通商代表部)のグリア代表と向き合う日本の「交渉役」に抜擢されたのが、石破首相の腹心、赤沢亮正経済再生担当大臣だ。 TPP(環太平...
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米トランプ「相互関税90日停止」表明も…追い詰められる石破政権に残された“ウルトラC”とは?
アメリカのトランプ米統領は9日(日本時間10日)、発動した「相互関税」について、貿易相手国ごとに設定した上乗せ分を中国を除いて90日間停止すると、SNSで表明した。ほぼすべての貿易相手国からの輸入品に課した一律10%の基本税率部分は...
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トランプ大統領「日本でアメ車が売れない」ボヤきのデジャビュ…非課税障壁でっち上げ“市場開放”要求のお門違い
「日本では我々の車が売れない」──。7日に行われた石破首相との電話会談後、トランプ米大統領はそうボヤいた。 求めたのは日本市場の開放。日本では車検や安全基準が非関税障壁となってアメリカ車が売れない、という理屈だ。 実際...
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正直言って誰がやっても同じだろう 日頃トランプとの関係を誇示してきた面々はどうした?
たった20分の電話会談の空っぽとやってるフリ。とはいえ、国民もハナから期待しちゃいない。“国難”に石破降ろしも沈黙で、麻生や茂木も傍観とはいい気なものだ。この国の選択肢は抜け駆けではなく、世界とスクラムを組んで暴走を止めること。 ...
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不透明すぎる「トランプ関税」が日本の景気悪化にトドメ刺す…11年ぶり1万件超の企業倒産ラッシュ
企業倒産が深刻だ。 8日発表された2024年度の企業倒産件数(負債総額1000万円以上)が、11年ぶりに1万件を上回った。前年度比12.05%増の1万144件。24年の年間に続き、年度でも1万件超えとなった。 東京商...
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「へグセス疑惑」再燃…「有事では日本が前線に」発言の国防長官が危険視される理由
日本を訪れた米国のヘグセス国防長官が「有事の場合は日本が前線に立つ」と発言し、物議を醸したことは記憶に新しい。実はその直前、米国では、彼に関する重大なスキャンダル「シグナルゲート」が発覚していた。 ■民間の通信アプリで機密事項...
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目を覆う暴落の次に何が来るのか? トランプ大統領の狂気で世界は暗転
自動車産業直撃、物価高による消費低迷、株安、倒産ラッシュの四重苦に日本経済も底割れの懸念。歴史的な下げとなった株式市場だが、今後、トランプ恐慌へと進むのか。そうなれば、まさしく、戦前の二の舞いだが、市場の悲鳴にトランプは聞く耳を持つ...
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トランプの暴挙で恐慌か、戦争か…世界が固唾をのむ今後
一人の男にたった1日で破壊された世界秩序と歴史の教訓。トランプは手術後の一時的混乱と嘯くが、その真偽と今後を専門家はこう見ている。 ◇ ◇ ◇ たった一人の男がたった一日で世界の秩序、市場を破壊してしまう。さな...
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トランプ×マスク“本当の関係”…大統領発言「数カ月以内に政権離脱」で2人の蜜月は終わったのか?
米全50州で、週末5日に「反トランプ政権」の大規模な抗議デモが行われた。非難の的はおもにトランプ大統領と「政府効率化省(DOGE)」を率いるイーロン・マスク氏だが、どうやらマスク氏は「数カ月以内に政権を離れる」ことになりそうだ。トラ...
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その影響は?効果は? 米トランプ相互関税でにわかに浮上した消費税減税という選択肢
選挙前の一時的なバラマキではなく、今こそ、悪魔の税制の功罪を検証する必要。防衛費、法人税に切り込めるのか、社会保障を削らずにすむのか。石破じゃできないだろうが、怪しい連立にも国民の警戒感。 ◇ ◇ ◇ 衝撃と波...
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トランプ関税に世界が震撼…石破政権の“特使”として派遣が囁かれる「タフ・ネゴシエーター」の名前
「国難とも称すべき事態であり、政府・与党のみならず、超党派で(対応を)検討する必要がある」 トランプ米政権による相互関税発表と自動車関税発動を受け、石破茂首相(67=自民党総裁)は4日午前の衆院内閣委員会でこう答弁。その後、与...
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米国株を買うなら今がチャンス! 1000兆円の時価総額が吹き飛び“底値圏”でもみ合い中
トランプ恐慌が現実になるのか──。市場が怯え始めた。昨年11月、トランプ氏が大統領選に勝利すると、「経済の分かる大統領の復活で必ず株価は上昇する」とマーケットは大いに沸いた。実際、当選直後からアメリカ株はグングン上がり、史上最高値を...
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トランプの暴挙に石破政権の右往左往…「日本だけ関税下げてくれ」という島国根性
いよいよ、始まった世界貿易戦争の「宣戦布告」。株価暴落が象徴するように、今後、世界経済の大混乱は必至だが、今、国がやるべきことは何なのか。属国のように懇願するだけでは新たなディールでむしられるだけ。 ◇ ◇ ◇ ...
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トランプ関税炸裂で悲鳴あげる日本の自動車メーカーはどこだ? 米国向け生産減なら5万4000人が失業危機
トランプ関税に世界中が大混乱だ。3日、輸入自動車への追加関税25%が、予定通り発動された。 乗用車の関税は現行の2.5%から27.5%に、トラックは25%から50%に引き上げられる。高い関税をかけられた日本車は、アメリカ市場...
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トランプ関税で波乱含みの新年度…日本自動車業界の「下請けイジメ」が始まるのか?
トランプ米政権は、4月3日から全ての輸入車に25%追加関税の徴収を開始した。自動車への25%関税は既存の関税に上乗せされ、トランプ氏は「恒久的な」措置だとした。さらに5月3日からエンジンなど自動車部品にも25%の追加関税を課す。 ...
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イーロン・マスクの政府効率化が社会保障にも…全米で抗議運動が勃発、トランプ支持層も怒り
政府効率化省(DOGE)による、海外援助から教育まであらゆる政府組織を対象とした予算と人員の大幅カットが、ついにソーシャル・セキュリティー(社会保障)にも及ぼうとしている。これに対し全米各地の受給者の怒りが爆発、抵抗運動が始まった。...
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日本国内も倒産ラッシュか? トランプが叫ぶ「アメリカ解放の日」
いよいよ、始まった狂乱トランプの関税ラッシュ。日本も慌てて、雇用対策、資金繰り支援など言いだしてるが、これらはズバリ、中小企業はもう持たないという裏返し。株価の急落、世界の混乱、無策の首相で、国民生活はどうなるのか。 ◇ ...
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石破政権は米国の言いなりではないのか トランプ関税よりも「戦争準備要求」の方が大問題だ
予算成立のドサクサ紛れであまり注目されなかったが、聞き捨てならない米国防長官の重大発言。「平和を求めるなら戦争準備を」「有事に日本は最前線」など、もはや、歯止めなき米軍との一体化。バカげた関税は程なく、落ち着いてくるだろうが、こちら...
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へグセス米国防長官の仰天発言「西太平洋有事で日本は最前線に立つ」で高まる懸念…自衛隊が米中対立の矢面に立つ日
芸能界を引退した元タレントの中居正広(52)を巡るフジテレビを舞台にした性暴力報道の陰に隠れ、メディアであまり大々的に取り上げられていないが、日本の安全保障に関する衝撃的な出来事があった。 3月30日に東京都内で行われた中谷...
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トランプ関税直撃で年度末株価が1500円大暴落なのに…「日本株に意外な追い風」4つの根拠
トランプ関税ショックが年度末の東京株式市場を直撃した。 3月31日の日経平均株価は急落。前週末比1502円77銭安の3万5617円56銭で取引を終えた。東証プライム市場は96%の銘柄が値下がりする全面安。終値としては2024...
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トランプ大統領はなぜ教育を攻撃するのか?「教育省解体」の裏側
今月20日、トランプ大統領は「教育省の解体を始める」という大統領令を発した。廃止は予想されてはいたが、それがついに現実となった今、多くの市民が不安を募らせている。 アメリカは日本とは違い、学校で教える内容の多くはそれぞれの州...
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石破首相はその場しのぎの「検討」ばかり…物価高にもトランプ関税にも無策に愕然
石破首相最大の裏切りは、庶民や弱者の味方ヅラの裏切りだ。企業、団体におもねり、物価高対策は形だけ。トランプには「あらゆる選択肢」で検討するだけ。こうして、日本全体がどんどん劣化し沈んでいる。 ◇ ◇ ◇ 昨年1...
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トランプ関税回避は“お上頼み”で…財界総理業界に「黄昏」の声
政界通(以下=政) 米トランプ政権は米国へ輸入される鉄鋼・アルミに続き、自動車にかける高率関税でも日本製品も対象にするようだな。 官界通(同=官) そうだろう。関税強化は米国の製造業の競争力を高め、貿易赤字を減らし、雇用を維持す...