スマホ盗撮でクビ 阪大“ホヤ教授”の「挫折人生」…2年前に助教から大学院教授になったばかり

公開日: 更新日:

 超難関大学の同世代の教授2人が、同じ月に東京と京都でパンティー盗撮をしていた。大阪大学は21日、女性のスカート内をスマホで盗撮したとして、高等共創研究院の槇原靖教授(46)と大学院生命機能研究科の堀江健生教授(45)を諭旨解雇の懲戒処分にした。

 槇原教授は6月5日、東京都品川区の歩道橋でスマホが入った肩掛けカバンを女性のスカートの下に差し入れ、約5分間、動画撮影したとして、警視庁に現行犯逮捕された。

 一方、堀江教授は6月21日、京都市内の駅構内で女性の下着をスマホで撮影し、警察官から職務質問を受け、盗撮を認めた。大学によると、2人はこれ以外にも複数回、盗撮を行っていたという。

 槇原教授は犯罪捜査にも使われる「歩き方」で人物の特定ができる「歩行鑑定システム」を世界で初めて開発し、文部科学大臣表彰を受けたエリート教授。

 かたや堀江教授は「叩き上げ人生」を歩んできた。姫路工業大(現、兵庫県立大)、兵庫県立大大学院を卒業後、筑波大下田臨海実験センターを経て、2022年、阪大大学院教授に就任した。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…