データではBクラスほぼ確定…阪神を待ち受ける“負の連鎖”
「オープン戦であまりにも結果が出ないと、選手も首脳陣も焦りを抱えながらシーズンを迎える。そのまま開幕から波に乗れず、ズルズルと負けが込む危険がある。この負の連鎖が怖い。阪神は昨季は2位に入り、オフには呉昇桓やゴメスを補強した。他球団と比べて特に力が劣っているわけでもないのに、今は前年の最下位チームで戦力不足に悩むヤクルトと同等のチームになっている。昨季は巨人に12.5ゲームも離されての2位。その結果に安心して、チーム全体としてキャンプから気が緩んでいたのかもしれない」
開幕カードは優勝候補である巨人戦。打線が低調のままなら、いきなり出はなをくじかれる可能性は高い。和田監督はどんな手を使ってでも、レギュラー陣の尻を叩くしかない。