また首の張りを訴え…チームに広がる「ダル登板回避」の波紋
首の張りは今季2回目
今年の春先に首の張りで故障者リスト(DL)入りしたレンジャーズのダルビッシュ有(27)が、同様の症状を訴え27日(日本時間28日)のツインズ戦登板を回避した。
同日午後、ミネアポリス市内の病院でMRI検査を受けた結果、骨や筋肉に異常は見られなかった。投薬で対処し、今後や次回登板については28日の様子を見て決めるという。
ダルは3月のオープン戦中にも同じ症状を訴えてDL入りしているが、「彼(ダル)はスプリングトレーニングのときほどヒドくはないと言っている。けれども今回は2回目なので、我々は慎重に対処しなければならない」とはダニエルズGMだ。
GMは「2回目」と言ったとはいえ、ダルが首やその周辺の痛みを訴えたのはメジャー移籍後3回目だ。昨季の前半戦終了間際の7月10日、右僧帽筋(首の付け根から背中に広がる筋肉)の張りでDL入り。選手間投票で選出されたオールスターを欠場した。
首の張りは、言ってみれば、寝違えのようなもの。しかし、バカにはできない。症状が悪化すると頚椎(けいつい)がズレるケースもある。疲労がたまっているときに生じることがほとんどらしい。