ワインドアップ挑戦の日ハム大谷に「デメリット大きい」の声

公開日: 更新日:

「ワインドアップにすることは、メリットよりもデメリットの方が大きいかもしれない。ワインドアップは動作が大きい分、コントロールミスをしやすい。すでにセットで162キロを投げているわけだし、どちらで投げても球速に大差は出ないのではないか。大谷にとって必要なのはむしろ、昨年投げていたセットで狙ったところに、より正確に投げる制球力を身につけることだろう。昨年はストレートにバラつきも見られたからね。これが修正されれば、もっと凄い投手になれる。投げ方うんぬんよりも、トップの位置や重心の置き方などに意識を持つことの方が、本人にとってプラスになると思う」

 問題は、大谷が周囲に「170キロ」とたきつけられることで、ソノ気になることかもしれない。スポーツ紙はまだ自主トレ段階というのに連日、大谷をデカデカと取り上げている。キャンプでは、ソフトバンクに松坂、広島に黒田が復帰するなど盛り上がりを見せそうだが、年々進化を遂げる大谷は別格。一挙手一投足が大きく取り上げられるのは間違いない。

 20歳にして貫禄すら出てきた感のある大谷なら、そんな心配は無用かもしれないが、力を傾けるべきところはハッキリしている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  4. 4

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"

  5. 5

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  1. 6

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  2. 7

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  5. 10

    永野芽郁&田中圭の不倫スキャンダルをスルーするテレビ局の身勝手…ジャニーズの時の反省は?