二刀流プラン集大成 日ハム大谷の心揺さぶる「ダルの助言」
今年、二刀流を継続するか否か、大きな分岐点を迎えそうだ。
沖縄で自主トレを行う日本ハムの大谷翔平(20)。24日には66スイング中12本の柵越えを放って報道陣を驚かせた。
「キャンプインにピークを持っていく必要はない。開幕に合わせればいい」と話す大谷は、昨年の同時期と比較して5キロの増量に成功。投手としては「170キロを目指したい」と発言し、打者としても着実にパワーアップしている。周囲も驚くほどのスピードで成長しているのは間違いないが、栗山監督の心境は複雑であろう。
栗山監督は大谷の二刀流挑戦にあたり、「3年計画」を立てた。集大成となる3年目の今年は「先発として機能したら次はDH、それもできたら守備。(登板後)中0日を1回試すかもしれない」と、バリエーションに富んだ二刀流に取り組ませるつもりだ。
この二刀流について、日本ハムのOBであるダルビッシュ(レンジャーズ)が注目の発言をした。昨年末のテレビ番組で「人気を考えれば見ていて面白く興味があると思いますが」と前置きしてこう言った。