なでしこ東アジア杯の最大テーマは「澤穂希の後継者探し」

公開日: 更新日:

「技術の高さ、視野の広さ、ボール奪取後の展開力を武器に年代別代表のエースに君臨。10年U―17女子W杯準優勝、12年U―20女子W杯3位の原動力となった。世界相手に結果を残しながら、13年なでしこリーグでは不調が続き、わずか4試合の出場にとどまり、なでしこリーグ2部への移籍も噂された。猶本自身は『積極性が足りない。もっとシュートを打たないといけない』とマイナス面を自覚。14年シーズンは積極果敢にプレーすることで持ち味を発揮。浦和のリーグ優勝に貢献した。14年5月の女子アジアカップ以来の代表復帰となったが、指揮官が待ち望んでいたのが、まさに猶本のアグレッシブな姿勢。東アジアで結果を残せば、澤の有力後継者となる」(前出記者)

 美人選手で評判の猶本が、なでしこジャパンの主力に定着すれば、女子サッカー人気にとって大きなプラスとなる。なでしこの正ボランチ、阪口夢穂(27)と宇津木瑠美(26)を脅かしたい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…