阪口、山根らに海外移籍の噂 「なでしこL」またも空洞化不安
アメリカに敗れたとはいえ、サッカー女子日本代表のW杯2大会連続決勝進出で、連日彼女たちのプレーに目を光らせているのが欧米のプロチームだ。
前回ドイツW杯で優勝した後、DF鮫島(28)、FW大野(31)らが次々に海を渡った。
「今回はMF阪口(27)、DF有吉(27)、鮫島、GK山根(24)らが目を付けられているらしい。鮫島は去年から米移籍のウワサがあったし、187センチと長身の山根は海外のどのチームも欲しい存在でしょう」とサッカージャーナリストが続ける。
「海外でプレーするようになれば、嫌でも心身ともタフになる。給料そのものは日本でも欧米でもそう変わらない。代表クラスで年に300万円程度ですけど、海外でプレーすればサッカー協会から手当が出ます。シーズン中の9月から翌年4月までの8カ月間、1日につき1万円出るので、年俸とは別に240万円くらいがフトコロに入る。鍛えられて実入りもいいわけで、今回のW杯後も移籍する選手が何人か出てきますよ」
■平均観客が1000人に満たないチームも続々