ラグビー日本ジョセフ新HCはNZ選手も逃げ出す“鬼軍曹”
練習量は前ヘッドコーチ(HC)以上だという。
日本ラグビー協会は1日、19年日本W杯、20年東京五輪に向けた強化体制を発表。今季は日本代表戦をこれまでの12試合から18試合に増やし、今年から参戦が決まっているスーパーラグビーと合わせ、次回W杯での4強入りを目標に強化を図る。
すでにHCには元ニュージーランド(NZ)代表で「マオリ・オールブラックス」などを指揮したジェイミー・ジョセフ氏(46、現NZハイランダーズHC=顔写真)が就任。NZ協会との契約は今季のスーパーラグビーが終了する8月まで残っているため、来日は9月になる予定だ。
昨季、ハイランダーズを優勝に導いた手腕が高く評価されているジョセフ氏は、地元NZでは鬼軍曹の異名を持つ。
本場NZで指導者経験を積んできたが、選手に課す練習量が多いことで有名なのだ。ジョセフ氏が率いるハイランダーズで3年間、プレーした日本代表SH田中史朗は「選手には妥協を許さず、練習での追い込み方は(前日本代表HC)エディー以上」と話す。