著者のコラム一覧
小野寺誠プロゴルファー

1970年、東京都生まれ。6歳よりゴルフを始め、小学6年の時に青木功がハワイアンオープンで優勝したシーンをテレビで見て、プロになることを決意。中学,高校は、ゴルフの名門校である日大付属のゴルフ部で活躍。ジュニアトーナメントでも成績を残す。16歳でアメリカ留学を決意。アメリカで現在カリスマコーチである江連忠プロと出会い、共に試合に転戦しながらゴルフの最新理論を学ぶ。帰国後、1996年プロテストに合格。多数の試合に出場した経験を生かし独立。現在はアマチュアを主に男女を問わず指導する。

オーバースイングは腕の使いすぎが原因

公開日: 更新日:

久保明人さん(53・HC7)

 久保明人さんはスイングアークが大きく、クラブが持つエネルギーを効率良く引き出しているのが、連続写真からもよくわかります。

 ドライバー飛距離は平均260ヤードですが、良い球、悪い球が出て安定性に欠けるという悩みをお持ちです。

 原因は腕の使い過ぎです。

 連続写真を見れば、始動時から腕を使い過ぎているのがよくわかります。テークバック時に左肩の動きに対して、倍以上もヘッドが上がっています(写真①)。理想は左腕からシャフトまで真っすぐ一本に伸び、ヘッドは右足つま先方向を指すといいのですが、さらに上がっています。

 つまり、久保さんは腕(手)でクラブを上げているわけです。

 それが結果として、オーバースイング(写真③)につながるわけです。

 本来ならスイング軌道の安定とインパクトでの再現性を高めるためのトップは、写真②のポジションが理想です。

 左肩や両腕の動きよりもヘッドの動きの方が大きいと、クラブと体との一体感が失われてしまいます。それでは上級者でもスイングが安定しません。

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