オンカジ問題「非公表14人」のホンネ…唯一“生贄”になったオリ山岡泰輔に足を向けて寝られない
「ひとまず安心です……」
ある球団の関係者がポツリと漏らした。
オリックスは12日、過去のオンラインカジノ利用で活動を自粛していた山岡泰輔(29)が13日から活動を再開すると発表。当面は個人練習を行う予定だが、これにNPBや他の11球団は胸をなで下ろしているという。
山岡は2月、NPBへの情報提供を受けてオリックスが調査したことで利用が発覚。球団から活動停止を命じられ、実名も公表された。その後、NPBは12球団に調査を要望。新たに7球団14人がオンラインカジノの利用を自主申告した。が、NPBと12球団はその14人については名前はおろか、球団名すら明かさなかった。「ダブルスタンダード」を容認したことで、ファンの間では「山岡だけが実名公表され、活動停止処分を受けるのは不公平だ」との声が上がった。
冒頭の関係者が続ける。
「山岡はオンカジ利用に関して警察に相談していた。コンプライアンスに厳しいオリックスが活動再開を認めたということは、本人の反省の意思はもちろん、司直の手が及ぶなどの大ゴトにはならないと判断したからでしょう。いずれにせよ、山岡の一件が発覚し、矢面に立ってくれたおかげで、オンカジ利用を自主申告した他の14人は名前が出ることもなく、活動自粛も強いられることもなかった。そもそも、オンカジに対する罪の認識が低かったうえ、後々になって利用がバレたり、警察沙汰になったら自分が矢面に立たされていたかもしれない。山岡に足を向けて寝られませんよ」