佐ノ山親方「九重」継承 年寄株はどうやって手に入れた?

公開日: 更新日:

 そんな親方衆が、なぜ年寄株の協会管理を認めたのか。

 現在、年寄名跡を襲名した親方は前任者に「顧問料」と称した金を払うことが容認されている。一見、強制ではないように見えるが、実態は違う。

 春日山親方(元幕内浜錦)が、先代(元幕内春日富士)に対して年寄名跡証書の返還を求めていた訴訟の判決が2日に言い渡された。その結果、春日山親方は先代に1億7160万円を支払うことを命じるというもの。これはつまり、横浜地裁が顧問料の具体的な金額を認めたことになる。

「九重部屋の事情は知らないが、要求があったら九重親方は先代の遺族に安くはない顧問料を払わざるを得ないのでは」

 とは、ある親方だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  4. 4

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"

  5. 5

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  1. 6

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  2. 7

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  5. 10

    永野芽郁&田中圭の不倫スキャンダルをスルーするテレビ局の身勝手…ジャニーズの時の反省は?