カーリングだけじゃない イブ・ミュアヘッドの非凡な才能
スコットランドのイブ・ミュアヘッド(26)はマルチな才能を持つカーラーだ。
英国代表として出場した14年ソチ五輪ではチームの司令塔であるスキップとして銅メダル獲得に貢献。13年の世界選手権ではスコットランドを優勝に導いた。
92年アルベールビル五輪男子カーリング、99年世界選手権金メダルメンバーだった父親ゴードン氏の指導もあり、正確なショットと適切な状況判断の持ち主。非凡な才能はカーリングだけにとどまらず、カーリングと並行してゴルフにも取り組み、高校生の頃にはシングルプレーヤーに。英国内の大会で実績を残したことが認められ、高3時には米国の2つの大学からゴルフ奨学金支給のオファーを受けたほどの腕前だ。
スコットランドの伝統楽器であるバグパイプの演奏もこなし、世界選手権に4度出場している。天は二物も三物も与えたようだ。