FA人的補償で巨人が失った平良は“菅野級”の逸材だった

公開日: 更新日:

 巨人は菅野になりうる逸材を失ったわけである。

■OBからも続々と苦言が

 ただでさえこのオフの大型補強を冷ややかに見る巨人OBは多い。昨年12月に開かれたOB会総会で「巨人の未来のために、もっと若い選手を育ててほしい」と球団に訴えたという評論家の高橋善正氏をはじめ、重鎮の広岡達朗氏もその場で苦言を呈したという。V9時代のショート・黒江透修氏は本紙で「大型補強のおかげで優勝しても、私はちっともうれしくない」と語っていた。

 どうしても今年勝ちたい事情から、人的補償のプロテクト28人は、ベテラン、中堅が厚めに守られたともっぱら。13年オフに相川の人的補償としてヤクルトに高卒2年目の奥村が指名され、チーム内外から批判されたが、教訓は生かされず。巨人はまたも若手有望株を失った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  4. 4

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"

  5. 5

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  1. 6

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  2. 7

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  5. 10

    永野芽郁&田中圭の不倫スキャンダルをスルーするテレビ局の身勝手…ジャニーズの時の反省は?