男子400m自由形V 江原騎士が背負う東京五輪の“重要任務”
驚く結果ではない。
パンパシフィック選手権(8月・東京)とアジア大会(8月・ジャカルタ)の代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権(東京辰巳国際水泳場)が3日開幕。男子400メートル自由形は江原騎士(24=自衛隊)が3分46秒64で優勝し、代表に決定。連覇を狙った萩野公介(23=ブリヂストン)は3分48秒47の2位に終わった。
江原はリオ五輪の男子800メートルリレーの第2泳者として銅メダルを獲得。萩野とともに1964年の東京五輪以来となる52年ぶりのメダルで国民を沸かせた。
昨年の日本選手権は200メートル、400メートル自由形で萩野に惜敗するも、1カ月後のジャパン・オープンでは200メートルで萩野、瀬戸を抑えて勝っている。
■萩野には強いライバル心
172センチ、59キロと水泳選手としては小柄だが、「世界で通用することを証明する」という強い信念があり、1つ年下で、東洋大卒業と同時にプロスイマーになった萩野には強いライバル心を持っている。