競泳W杯は2日で11万円 池江が海外選手から学ぶ“稼ぎ方”

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「ギャラ」は1本3万円ちょっとだった。

 15日、競泳W杯第7戦の東京大会最終日で、池江璃花子(17)が100メートルバタフライ、100メートル個人メドレーで共に2位。前日、3位ながら日本新を出した50メートルバタフライ(25秒14)に続き、3度目の表彰台となった。

 W杯は賞金レース。いまだに競技がカネにつながりにくい日本の競泳選手にとっては、貴重な「資金源」で、世界中からもトップスイマーが賞金稼ぎにやってくる。

 今回の東京大会は1位10万円、2位5万円、3位1万円の賞金がもらえる。MVPに選ばれれば1人100万円。池江は2日間で11万円をゲットしたことになる。

 海外での賞金はもっと羽振りがよく、優勝が1500ドル(約17万円)、2位1000ドル、3位500ドル。各種目6位まで賞金が出る大会もある。さらに、男女別にタイムに基づいたポイントでランキングを算出。トップの選手には5万ドル(約560万円)、2位には3万5000ドル、3位に3万ドルと続き、8位まで賞金が出る。W杯8戦通算のポイントランキングでトップの選手には10万ドル(約1130万円)が贈呈されるという仕組みだ。

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