筒香はレイズで三塁増える 本拠地ホットコーナーは要注意

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 筒香嘉智(28)のレイズが日本時間10日、新たにホセ・マルティネス(31)、ランディ・アロザレナ(24)の両外野手をカージナルスからトレードで獲得した。

 マルティネスは2018年にナ・リーグ7位の打率・305、通算41本塁打の長打が売り。レイズは左翼とDHで起用する見込み。複数の米メディアによれば、筒香は三塁を任されるケースが増えそうだという。

 筒香は昨季まで135試合で三塁の守備に就いた。ホットコーナーは、ずぶの素人ではないものの、仮に三塁で起用されれば、本拠地トロピカーナ・フィールドの特性には注意が必要だ。

 同球場はドームのため、メジャーでは人工芝を使用する数少ないボールパーク。一昨年のオフ、選手の下半身への負担を軽減するため、コンクリートと芝の間に砂を敷き詰めるなど、特殊な加工を施した最新の人工芝に張り替えた。選手の体には優しくなると同時に、打球にも影響を及ぼし、人工芝を使用する他の球場と比べても、打球が減速する内野手泣かせのダイヤモンドだ。

 さらにファウルゾーンは内野に比べて人工芝が軟らかいため、昨季は不慣れな相手チームの内野手が飛球を追う際に、足を取られて捻挫するケースが少なくなかったという。

 レイズがオープン戦を終えて本拠地に戻るのは3月24日。開幕までに2日間あるだけに、故障を防ぐためにも人工芝の確認は入念に行った方がよさそうだ

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