大谷二刀流復帰に向けキャンプイン 170キロが期待大の根拠
エンゼルス・大谷翔平(26)が日本時間18日、アリゾナ州テンピでキャンプイン。グラウンドでの密を避けるため、8人ずつのグループに分かれてメニューをこなし、大谷はキャッチボールやフィールディング練習の他、ウエート、ケージ打撃などで汗を流してバッテリー組のキャンプ初日を終えた。ブルペン入りはしなかった。
マドン監督によれば、大谷はオフに投球動作を確認するなど万全の状態でキャンプを迎えたそうで、すでにストレートの最速は153キロをマーク。今後は投手としての調整を優先させるという。
今季は二刀流として再びファンの関心を集めるに違いないし、球速でも全米を騒然とさせるのではないか。というのも、球速が増す条件が揃っているからだ。2018年10月に肘の靱帯を修復するトミー・ジョン(TJ)手術を受けてからは体幹や下半身強化、股関節の機能改善に継続して取り組んでおり、投手としてのコンディショニングは万全だ。
フィジカルの不安が解消された上に、メジャー公式球が軽量化するのも球速アップにはプラスに作用する。