巨人原監督が戸郷も五回途中でスパッと交代…桑田コーチ補佐の「130球完投指令」今いずこ
今季から巨人に復帰した桑田真澄投手コーチ補佐は、「ボクはよく球数制限って言いますけど、あれは学生に対して。学生、学童野球は成長期だから球数制限が必要。20歳を過ぎて成長してるわけで、ここはしっかり135球を目指して投げてもらいたい。かなり厳しくなると思う。選手からクレームが出るかも分かりませんが、しっかりついてきてもらいたい」と意気込みを語り、先発投手に「先発は中6日、7日の時代。なぜ完投しないのかが、よく分からない」と完投指令を出していた。
これは原監督が常々抱いていた、「先発投手は中6日もあって100球しか投げないというのは少な過ぎ。100球で交代するなら、中4日か中5日で投げてもらわないと。メジャーは中4日で投げるでしょ? そうでないなら、130球くらいは投げないとダメ。それぐらいの強さを投手には求めたいよね」との考えと合致するものだったが、いざシーズンが始まれば、理想は二の次。
コーチ補佐としてそれに追随するしかない現状は確かに複雑だ。