蛭田みな美が悲願の初V!畑岡奈紗と仲良しプロ8年目が18番“悪夢の3パット”からのPO制す
西郷が1.5メートルのバーディーパットを外した一方で、蛭田は同じミスを繰り返さずウイニングパットをきっちり沈めた。
■世界Jr.3位、日本女子アマVなど輝かしい成績
蛭田は、この日キャディーを務めた父親にゴルフを仕込まれた。学法石川高(福島)時代はJGAのナショナルチームに選ばれ、2014年には世界ジュニア3位、日本女子アマ優勝など輝かしい成績を残した。
「ナショナルチームで一緒だった畑岡(奈紗)は学年は1つ下ですが仲がいい。16年にプロ入りすると、誰もがすぐに優勝すると思っていたが、17年には超過クラブやスタート時間に遅刻して罰打を科され、どこか“抜けている”イメージがあった。ここまでは成績もパッとせず、シード入りもなし。昨年はベスト10入りさえなかった。のんびり屋のところもありますが、今回、2メートルから3パットで優勝を逃していれば、さすがにショックは大きい。トラウマでイップスになっていたかもしれませんよ」(前出の関係者)
親子で胸をなで下ろした初Vだった。