全英女子OP“スポット参戦”日本勢が手に負えないワケ…メジャーコースに「保険」は通用せず

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【全英女子オープン】最終日

 今季海外女子メジャー最終戦は、首位タイ発進のリリア・ブ(25=米国)が67で回り、通算14アンダーまで伸ばして、4月の「シェブロン選手権」に続きメジャー2勝目を挙げた。

 日本勢トップは、メジャー挑戦2戦目の岩井明愛(21)と畑岡奈紗(24)の通算2アンダー11位タイ。

 いっぽう日本からのスポット参戦組は今回も苦戦を強いられ、アンダーパーで回ることすらできなかった。

 国内で今季4勝をマークしてポイントランク、平均ストローク(69.42)、平均パット数(1.72)、パーセーブ率(90.10%)など数々のスタッツで首位に立ち、ダントツの強さを誇る山下美夢有(22)でさえトップと14打差の通算イーブンパー21位フィニッシュ。山下は今年メジャー3大会に挑戦し、全米女子オープン予選落ち(9オーバー)、エビアン選手権48位(2オーバー)と国内のようなプレーをさせてもらえなかった。

「日本のゴルフ場なら保険をかけてプレーできますが、メジャーには逃げ道がないからです」(評論家・宮崎紘一氏)

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