U18杯日本代表悲願の初Vは大阪桐蔭・前田悠伍の投球次第、“最大のライバル”米国戦に先発予定

公開日: 更新日:

「引退してからはしっかりと自分を見つめ直して、脱力するフォームに変えてきました。(大阪大会の)決勝よりかはいい感じです」

 そう口にするのは、U18高校日本代表の大阪桐蔭・前田悠伍(3年)。W杯(台湾)では、9月3日の米国戦に先発予定の日本代表のエース格だ。

【写真】この記事の関連写真を見る(13枚)

 今大会に選出された野手の多くは、守備、走塁面を重視。過去の大会を見ても木製バットへの順応に苦戦する選手が多いうえ、対戦国によっては160キロ近い剛速球を投げ込むパワーピッチャーもいる。「打って勝つのは本当に厳しい」と馬淵監督が言うように、投手を中心に守り勝つしかない。

 日本が初優勝を目指すには、最大のライバルである米国戦が重要になる。

「U18代表への招集はあり得ると思っていたので、準備はしてきました」と話す前田は、先日の大学代表との壮行試合で登板。格上の大学生相手に2回を無失点3奪三振と好投し、ネット裏のスカウトは「あのチェンジアップは国際大会でも通用する」と舌を巻いた。

 甲子園に出られなかった悔しさを胸に、強敵相手にどんな投球を見せるか。日本の命運はその左腕にかかっているといえそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係