殿堂入り谷繁元信氏&黒田博樹氏に早くも「監督待望論」…再びユニホーム姿を拝めるか

公開日: 更新日:

 18日、野球殿堂博物館が今年の殿堂入りを発表し、競技者表彰のプレーヤー部門で元横浜中日の谷繁元信(53)、元広島黒田博樹(48)の両氏が選ばれた。

 谷繁氏は現役27年でプロ野球最多となる通算3021試合に出場。2013年には捕手として3人目となる2000安打を達成し、14年からは中日で選手兼任監督、16年は専任監督を務めた。

 黒田氏はドジャース、ヤンキースでも活躍。15年にメジャー複数球団からの高額オファーがありながら、広島に復帰する「男気」でもファンの支持を得て、16年に日米通算200勝を達成した。

 ネット上には《どちらも納得の殿堂入り!》と祝福コメントが多く寄せられ、《横浜で監督して欲しいなぁ》《ぜひカープの監督か投手コーチおねがいします》と指導者復帰を望む声もある。

「就任4年目を迎えるDeNAの三浦監督の評価が分かれている。6位、2位、3位とここ2年はAクラス入りを果たしたものの、戦力が充実していた昨季は十分に優勝を狙えたと、その采配を疑問視する声もある。谷繁さんは後任の有力候補のひとりです。広島は昨季、就任1年目で2位に躍進した新井監督の支持率が高い。盟友関係にある黒田さんも球団アドバイザーとして後輩の新井監督を支えており、しばらくはこの関係が変わることはないでしょう。ただ、黒田さんもカープの監督候補で特に地元メディアなどからは『新井監督-黒田投手コーチ』『黒田監督-新井ヘッドコーチ』『黒田GM-新井監督』など、より強固な形での現場復帰を望む声があります」(球界関係者)

 さらにハクがついた2人のユニホーム姿を見られる日は来るか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    大谷の今季投手復帰に暗雲か…ドジャース指揮官が本音ポロリ「我々は彼がDHしかできなくてもいい球団」

  2. 2

    センバツVで復活!「横浜高校ブランド」の正体 指導体制は「大阪桐蔭以上」と関係者

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希の肩肘悪化いよいよ加速…2試合連続KOで米メディア一転酷評、球速6キロ減の裏側

  4. 4

    中日井上監督を悩ます「25歳の代打屋」ブライト健太の起用法…「スタメンでは使いにくい」の指摘も

  5. 5

    阪神・佐藤輝明「打順降格・スタメン落ち」のXデー…藤川監督は「チャンスを与えても見切りが早い」

  1. 6

    PL学園から青学大へのスポ薦「まさかの不合格」の裏に井口資仁の存在…入学できると信じていたが

  2. 7

    ソフトB近藤健介離脱で迫られる「取扱注意」ベテラン2人の起用法…小久保監督は若手育成「撤回宣言」

  3. 8

    巨人・坂本勇人2.4億円申告漏れ「けつあな確定申告」トレンド入り…醜聞連発でいよいよ監督手形に致命傷

  4. 9

    新庄監督のガマンが日本ハムの命運握る…昨季の快進撃呼んだ「コーチに采配丸投げ」継続中

  5. 10

    「負けろ」と願った自分を恥じたほどチームは “打倒キューバ” で一丸、完全燃焼できた

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に