巨人2年目浅野翔吾 イチローへの弟子入り明かすも…レギュラー奪取へ“本当の敵”は他にいる
巨人2年目の浅野翔吾(19)が17日、川崎市内のジャイアンツ球場で自主トレを公開した。
今月14日にマリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏と神戸市内でトレーニングを行ったことを明かし、「1日だけだったけど、なかなかできない経験をさせてもらった」と振り返った。
浅野は高松商2年時の2021年冬にもイチロー氏から指導を受け、3年夏に甲子園大会に出場。ドラフト1位で巨人入りするなど飛躍につなげた。再会したイチロー氏には「どの球を待って打つのか」「追い込まれてどういう対応するか」など、いくつかの質問をぶつけたという。
高卒1年目の昨季は、プロ初本塁打を放つなど、24試合で打率.250、1本塁打、2打点。「外野のレギュラーは白紙」と公言している阿部慎之助監督(44)に「センターの筆頭候補」として名前を挙げられている。
まだ高卒2年目だが、レギュラー定着の条件は何か。同じ高卒で広島入りし、外野手として活躍した鈴木誠也(現カブス)はかつて「ボクは強肩とか言ってもらえるけど、外野手は打たないと使ってもらえない。それと、プロはボール球を振ると試合から外される。だから、最初にボール球になるフォークの見極めを丸さん(当時チームメート)に聞きにいった」と明かしていた。もともと外野守備には定評があったが、打席で四球を選べるようになり、出塁率と打率がアップ。「神ってる」活躍でスター街道を歩んでいった。